maruuologosmall.gif
まぐろの豆知識




健康に欠かせない栄養素の宝庫「まぐろ」


まぐろには、頭の働きを良くする(D.H.A)、
成人病を予防する(E.P.A)、動脈硬化を防ぐ(タウリン)、
貧血を予防する(鉄分)、良質のタンパク質、ビタミン、ミネラル、
等を豊富に含んだ健康食です。

-----------mamechishiki index.----------

 まぐろの生態と種類
 まぐろの漁場図
 まぐろの効用10ヶ条
 知って得するまぐろ辞典
 おいしいまぐろの見分け方
 まぐろのラクラク解凍Q&A
 まぐろの切り方盛り付け方
 まぐろ解体新書



まぐろ解体新書


マグロの部位




 マグロは船上で内臓などを除き、マイナス50〜60度の超低温冷凍にします。 体内の水分が凍り始める0〜マイナス五度の間を十七分で通過させるためです。 マイナス三十度だとその間が八時間半もかかり、細胞内の水分の結晶が大きく、 解凍した際に水ぽくなってしまうのです。
 身は「大トロ」「中トロ」「赤身」「ブツ」に大別されます。 腹節から主にトロがとられ、肉質はシモ、ナカ、カミの順(図1)で上級化します。
背節は背トロのほかは赤身で、ナカの赤身が最も高級で、カミ、シモの順になります。 実際にはもう少し細かく分類されています。
 詳しくいいますと、中心に骨があり、その 周辺がテンパ(天端)、そして皮ぎし、その外側が分かれ身で、中央に血合、その上下 に血合ぎし(図2)があります。テンパ、皮ぎし、分れ身、血合ぎしはいずれも赤身で、 分れ身はブツにされます。血合ぎしは赤身で一番おいしいところです。
 マグロは捨てるところがほとんどない魚です。
 昔からマグロの基地として栄えてきた三崎では、 すっかり有名になったかぶと焼きを始め、カマや血合のステーキ、皮や目玉 、胃袋などを素材に する料理もあり、マグロをマルゴト堪能するすることができます。
 










 

   

 

 






右上:マグロのほほ肉。クジラの肉に似ていて竜田揚げにするとおいしい。 右下:話題がマグロの目玉。DHAが豊富でホイルに包み焼くとおいしい。 左上:マグロのかま肉。首に当たるもので、脂があり美味。焼くといけます。 左下:マグロの頭身(とうみ)、お刺し身がおいしい。

参考資料/『全図解マグロをまるごと味わう本』他。



↑メールはこちらから↑